Rare Groove/レアグルーヴの定義っていったい?

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    2019.5.12変更あり


    いまだに釈然としない世の中の、特にDJ/コレクターが言う「レアグルーヴ」といわれるジャンル。その「レアグルーヴ」いついて一言。

    なんだかレアグルーヴをちょっと勘違いしている方も多いな〜?なんて思っているのが正直なところ。このレアグルーヴというジャンルに入りたての方の間違いはあるていど仕方ないと思いますが、長年DJやっている方の間違いはさすがにちょっと問題あるな〜って思います。結構多いんですよ、間違った解釈の仕方してる人。哀しいけど現実。

    クラブ音楽は進化するものだし、レアグルーヴは進化するもの。過去も現在もレアグルーヴの「レア」は珍しいグルーヴ(高額じゃないとダメなんてことはない)だから、カタログ化されたものはレアグルーヴではない。それは「レアグルーヴ・クラシック」だし「定番曲」。
    近年のレアグルーヴは80年代後半から含めると、第3次レアグルーヴ・ブームはディープ・ファンク。今 (2009年)はもう第4次レアグルーヴになるのかな〜?


    高いお金を払って人気盤を店から買う、それはレアグルーヴ・コレクター/DJなのかな? 評価されていないようなレコードからグルーヴを発見するのが本物のレアグルーヴ。
    レアグルーヴDJ/コレクターといわれるなら探してほしいグルーヴィーな音源を...。人気DJがミックスに収録しているようなものだけ購入するのをやめて、自分の耳を信じて自分の足で、心でレコードを発掘してほしいです。お金は大切だけどね(笑)



    僕は2000年前後からレアグルーヴと言われるジャンル(レアグルーヴ・クラシックというほうがふさわしいか)を集めたり、その資料も収集していますが、その内容については以下Wikipediaに異論はないので転載させていただきます。


    レア・グルーヴの概要
    過去の音楽を現在の価値観で捉え直す時、当時では分かりにくいグルーヴが見出される場合がある。そのグルーヴは、現在の音楽(ダンスミュージック)においては非常に珍しく、また見つけ難い存在である。このように、現在の新たな価値観で「踊れる、のる事ができる」ものとして発掘され、再評価を受けた過去の音楽のグルーヴの事をレア・グルーヴと呼ぶ。また、そのグルーヴを持つ楽曲もレア・グルーヴと呼ぶ場合がある。主にクラブミュージックやヒップ・ホップの分野で多用される用語である。元々は1985年に、Kiss FMのDJである、ノーマン・ジェイ(Norman Jay)の番組The Original Rare Groove Showを通して紹介された事で知られる。
    「過去の音楽」といっても広範かつ様々であるが、代表例として挙げられるのは1970年代にアメリカ各地で録音された、現在では比較的判り辛く見つけ難いジャズ・ファンク、ファンク、ソウル、ソウル・ジャズ、ジャズ・フュージョンなどである。無論、過去の音楽はこれらに止まらず、世界の全ての過去の音楽がレア・グルーヴとして見出される可能性を秘めている。通常ダンスミュージックとして見られていない音楽であっても、レア・グルーヴとして発掘され、ダンスミュージックとして再評価される事がある。

    レア・グルーヴが生まれた背景
    1960年代と70年代を通じ、アメリカではソウル、R&B、ファンク、ディスコなどの新しいブラックミュージックが生まれた。ジェイムズ・ブラウンなどのアーティストの成功に影響され、黒人系のローカル・アーティストやインディーズレーベルが大量に生まれ、活動していた。また、ジャズやクロスオーヴァーの分野でも同様で、インディー・メジャーを問わず様々なレーベルやアーティストが活動していた。一部は全国区の人気とセールスを獲得したが、その録音物の多くは全国区で流通されることはなく、忘れられた存在となった。
    1980年代後半になると、クラブDJやヒップホップのアーティストが、前述の音楽のレコードを探求するようになった。クラブDJは同時代のレコードのプレイだけでは飽き足らなくなり、新たな「ネタ」を求め過去の音楽を探求し始めた。一方、ヒップホップのアーティストは、自らのラップに最適なリズムを持った曲を求め過去の音楽に耳を傾けるようになった。彼らは気に入った音源からリズムパートをサンプリングし、自らの曲中で再利用していた。両者の態度に共通していたのは、アーティストや曲の有名無名を問わず、それぞれの価値観で貪欲に接する柔軟性であった。
    その結果、過去の音源を“発掘”し、グルーヴ(ノリ)という観点から“再評価する”というムーブメントが起きた。この結果発掘された過去の楽曲のことを、レア・グルーヴ、つまり、見つけ難い音楽と呼ぶようになった。なお、このムーヴメント自体のこともレア・グルーヴと呼ぶ。
    以降、よく知られたアーティストの曲でも、アルバム中の佳作とされている曲や全く評価されていない曲(むしろ不評を買っている曲)、シングルのB面の曲など、それまであまり注目されていなかった、“再評価”された楽曲のこともこう呼ぶようになる。過去の音楽の再評価という性質上、現在の楽曲に対してレア・グルーヴという概念は適用されないが、現在の楽曲も過去のものになればレア・グルーヴとして見出される対象になるというのが一般的解釈である。ただし、前述のレア・グルーブ・ムーブメントの張本人であるノーマン・ジェイは、日本のREMIX誌でのインタビューにおいて「たとえジャングルであっても、まだ世に出回っていないプロモ盤であれば、それはレア・グルーブさ」と答えている。

    レア・グルーヴの用途
    レア・グルーヴの曲のリズムパート等はサンプリングされ、ヒップホップ、テクノ、ハウス、ブレイクビーツ、ジャングルといった他の音楽のジャンルの曲で好んで使用されている。また、前述のように、同時代のアーティストが作る曲に飽き足らなくなったDJがクラブでプレイするのにも重宝されている。

    日本でのレア・グルーヴ
    日本でも、この“発掘する”という行為に影響を受け、日本の過去の音楽の一部に対して「和製レア・グルーヴ」という言葉が使われる。和田アキ子のアーティストとしての再評価や、1960年代や1970年代の日本のジャズまたはクロスオーヴァー、歌謡曲、沖縄音楽の再評価もこの一環であると言える。そういった和製レア・グルーヴの曲またはアルバムを「和モノ(和物)」と呼ぶ事がある。
    mother moon music当店で販売している日本産レア・グルーヴ商品
    JAPANESE RARE GROOVE CLASSICS



    こんな感じです。

    和モノの解釈についても間違った解釈してる人おおいな〜と思います。「和モノイベント」に行っても近年のJ-POP/歌謡曲パーティーみたいなものも多いです。イベントは盛り上がってる様子。
    本内は海外(UK)からの逆輸入的なグルーヴをもつジャンルだと思うんスけど、時代とともに変化するので和モノ解釈も変わって行くものと思うので、そっち方向に合わせて行く気持ちも必要かもしれませんね...。


    「Rare Groove A to Z」の様な良質なディスクガイトそのイントロにも記載されている
    「開拓精神や隙間格好の賜物であった”レアグルーヴ"も、いまや一種のジャンル的な用語として扱われるまでとなった。それは、前述(省略してます)のように新しい価値観として認知され、その対象としての音源の体系化も進んできたことを示していると思う。(以下省略)」


    実際にレアグルーヴの持つ言葉の意味として「ファンキーでグルーヴィーな音楽」を指すにはこれほど便利な言葉はないと思います。スピリチュアル・ジャズと同じように...。

    クラブ・ミュージック/レアグルーヴは進化するものですが、
    現在のレアグルーヴの進化が原点回帰の定番な「ファンキー・ミュージック」なのかも知れません。
    情報過多な現在、新しい音源を探すのは体力がいるものなのかも知れません。またお店としてもその使った体力に見返るほどの利益/費用対効果がないのも正直なところでしょう。それが定番的な音源に繰り返しているのでしょうね。

    でも自称レアグルーヴDJと言うならば探求し続けてほしいものです。
    はい、レコード・ディギンしましょう。



    mother moon musi当店にて販売している
    ディスクガイド『RARE GROOVE A To Z』掲載商品

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